2009-01-01から1年間の記事一覧

『天才になりたい』

南海キャンディーズ・山ちゃんの著書。 本書の中に「張りぼての自信」というワードが頻出する。 これは、目的に向かう上での自分にとってプラスとなる物事を貯金していくことで生まれるもの。 この貯金は、壁に突き当たる度に使うのだとか。 確実に、努力す…

『アバター』

↑CD告知を見てからずっと気になっていた作品。 『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督最新作。 ネットの世界でよく耳にする「アバター」。 その意味は、ブログやチャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面上に登場するキャラ…

『THIS IS IT』

↑DVD近くの映画館で再上映されることになり、早速観に行ってきた。 マイケルは美しき完璧主義者。 納得のいくエンターテイメントを観客に提供するため、どんなに細かく見えるような事柄であっても、把握し、調整しようと努める姿が印象的だった。 環境保護を…

『冷静と情熱のあいだ(Blu)』

始めの方に「昨日にそっくりな一日でした」という文章が出てくる。 どんなに逆立ちしようとも、昨日に戻ることはできない。 拡大すると、過去に戻ることはできない、やり直すことはできない、という意味。 今のところ―いつかできるようになるかも知れない―、…

『不倫の恋の品格』

不倫について一般的な知識を得たかったので読んだ。 著者は不倫本をたくさん書いている人で、不倫をしている人々を数多く取材している。 世間には本当に色々な人がいる。 この世界は広いから、それは当然のことなのだけれど。 「えっ!」と目を疑わずにはい…

『冷静と情熱のあいだ(Rosso)』

これは、主人公あおいの物語。 ミラノの高級なアパートで、マーヴというアメリカ人男性と一緒に暮らしているあおい。 毎年誕生日になると、マーヴは素晴らしい贈り物を送ってくれ、ゴージャスなレストランへ連れて行ってくれる。 心から愛されていて、普段か…

『Be Bunny with LiLy』

ガールズトークに出てくるセックストークについてまとめた、小説・エッセイ混じりの本。 男と別れ立てだと「…(中略)また知らない男と出会って、恋をして、初めてのセックスをして、とか、考えるだけで気が遠くなる…」と、やさぐれる女子は多いようだ。 分…

『インスタント沼』

↑DVD ↑本主人公ハナメは女性雑誌の編集長を務めていたが、雑誌が休刊となったのをきっかけに、会社を辞める。 そんな中、ハナメの母親が河童を取ろうとして池に落ち、意識不明の昏睡状態となってしまう。 実家へ帰り、警察から事情聴取を受けるついでに、昔…

『ぼくはビート』

10の短編から成り立っている。 すべて黒人男性が登場するストーリー。 彼らの肌が、本書で「黒い絹」と表現されているのが、大変きれいな言葉で印象的。 タイトルにある「ぼくはビート」には、人恋しいときに恋愛感情をまったく抜きで、男を誘う女が登場する…

『2012』

↑本 ↑CD話題になっていたので、気になって観に行った。 劇場予告でも、迫力のあるシーンが満載。 ストーリーの構成は、非常にシンプル。 2012年になると、地球が滅びてしまう。 権力者や財力を持った人々は「舟」で地球を脱出しようとする。 巨大な舟は、秘…

『間取りの手帖』

「地図、路線図、間取り図が好き」とtwitterで発言したときに勧められた本。 1ページにつき1つの間取り図がポンと置かれ、その下にシャープなコメントが一言。 ときどきぷっと噴き出してしまうこと間違いない。 中でもおもしろかったのは「そんなところに仕…

『「夜のオンナ」はいくら稼ぐか?』

夜の女といってもひとくくりにはできないほど、夜の業界は幅広い。 お水だけではなく、風俗も併せると、業態数はものすごいことになる。 また、正式に営業許可を得ている店だけではなく、世の中には違法店が多数存在する。 マネーの量と動きは、そのことを考…

『考具』

これも『すごい会議』と同じく、会社の先輩が勧めてくれた本。 目を見張ったのは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』という定義。 「誰も考え付かないことを考えないと、無意味だ」との観念にかられていたのだけど、そうでは…

『人にいえない仕事はなぜ儲かるのか?』

野球選手が個人会社を作る理由、分かりますか? 答えは、CM出演など本業以外の副業にかかる税金を減らすため。 家族を従業員として雇い、CM企業と契約を結ぶ会社をその個人会社とする。 1人が多くお金を稼ぐと、それだけ所得税納付額が上がるためだ。 大学教…

『すごい会議』

会社の先輩が勧めてくれたので読んだ。 たとえば今のあなたは、会社を楽しくないと思っている。 「なぜ楽しくないのか」と「楽しくない理由」を考えることは多い。 そうではなく「どうすれば、楽しくなるのか」と、発想を“未来系”に転換することを、著者は提…

『トリオリズム』

叶姉妹のお姉さん・恭子氏のエッセイ。 描かれているのは、常人には想像もできないような、途方もなくリッチな世界。 本書のメインテーマは「LOVE」。 恭子氏の美を保つ秘訣について書かれているのかと思いきや、全然だ。 興味深い内容としては、恭子氏が「…

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』

↑本 ↑DVD吸血鬼と人間の禁断の恋を描いた、ステファニー・メイヤーのベストセラー小説 が映画化されたもの。 また『トワイライト/初恋』の続編。 「前作を観てない」私には「ん?」な部分があったので、本作を観に行く前に『 トワイライト/初恋』を観るのが…

『そんなんじゃクチコミしないよ。』

Web

『ウェブはバカと暇人のもの』から波状して、読むことにした本。ペイパーポストって、本当のクチコミじゃないよね。 アルファブロガーがいなくても、売れるもんは売れる。 そういう旨のことが書かれたブログが、編集され書籍化されたのが本書。 私もペイパー…

『Non』

佐々木希ちゃんのフォトブック。 平子理沙さんや梨花さんが出してるようなのとほぼ同じで、ビューティネタ、ファッションネタ満載の、明らかに女子向けの本。 有名人の私物、使っているコスメや美容小物を知るのは愉しいので、こういう本をついつい買い集め…

『クリスマス・キャロル』

↑本ディズニーが、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を映画化したというので観に行った。 何より目を見張るのは、その映像。 12月公開映画『アバター』でも使われている「パフォーマンス・キャプチャー」という手法で、映像が作られている。…

『ウェブはバカと暇人のもの』

「ググれカス」という言葉は、社会人になって知った。 ネット上には、そういう人がたくさんいるという。 私もググれば済むようなことを、当初質問しまくっていた。 さて、本書のタイトルは衝撃的である。 ネットを「これまでにない発明だ」「ネットの可能性…

『いま20代女性はなぜ40代男性に惹かれるのか』

20代女性と40代男性のカップル。 それは今や珍しくない組み合わせだという。 実はこの2つの年代には、意外にも共通点がある。 それは両者とも「壁期」という時期にさしかかっているということ。 お互いライフステージの節目にいて、大きなストレスを抱えてい…

『戦略PR』

「PR会社と広告代理店って、何が違うの?」 就職活動をしていた約2年前、私は何も分からないまま、PR会社を1社受けていたのだった。 2つは大きく異なっている。 最も大きな違いは、PRは広告枠を買わず、広告は枠を買うということ。 PRは価値のあるニュース、…

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

↑本 ↑漫画高校中退後、ひきこもりを続けていた真男(マサオなのに「マ男」と間違えられてそう呼ばれるようになる)は、一念発起して、社会人としての道を歩み始める。 ニートという空白の期間を冷たく見られ、マ男を受け入れてくれた企業はたった1社だった。…

『わたしにとってたいせつなこと』

人気ファッションブランド「KariAng」のプロデューサーである森本容子さんの著書。 アパレル業界に興味があるのと、元祖109カリスマ店員だった森本さんがどのようにして自分のブランドを立ち上げたのかが気になって手に取った。 「カリスマショップ店員」と…

『東京タワー』

江國香織さんの『東京タワー』。 かなり年上の女性と「本当の」恋愛をしている透。 同い年の彼女がいながら、年上の「子どものいない」女性をセフレとしている耕二。 透は耕二の恋愛への向き合い方が、理解できずにいる。 真の恋愛をしてない、と。 耕二のセ…

『ゼロの焦点』

↑本劇場予告で見て以来、ずっと気になっていた作品。 アカデミー賞を受賞した女優陣が、映画を盛り上げることにも注目していた。 結婚後、1週間で夫が消えた。 何も言わず、僅かな荷物だけを残して――。 妻は夫を探しに、金沢へと向かう。 そこで2人の女と出…

『火の粉』

親しく交流していたはずの一家三人を、金属バットで殴り殺したとして起訴された男が、証拠不十分で無罪判決を下される。 「刑事裁判の有罪率99.9%」の例外となったのだった。 判決を下した裁判官は引退し、引っ越した。 その後、偶然のように男が裁判官の家…

『わたし出すわ』

↑映画の主題歌主人公・摩耶は突然、東京から故郷へと戻ってくる。 そして、かつての同級生たちにお金を差し出す。 「そのお金、わたしが出してあげようか?」 どうして大金を出してあげるのか。 摩耶の真意は謎だ。 同級生たちの夢を叶えてあげたり、救って…

『MOVIE&DESIGN』

試写状、宣伝用フライヤー、パンフ、グッズ、広告などが大量に収録されている。 昔のものから最近のものまでと、幅広い。 デザインの勉強になりそう。 ボリュームがあり過ぎて、何度見ても飽きない。 「こんなの見たことがない」、「手がかかってるな。人を…