2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『人間失格』

映画と並行して、本も読んでいた。 かなり昔に読んだ記憶がありますが、改めて読み返すと、違った感想を抱くもの。 受け取り方が進化している、とでもいうのだろうか。 太宰作品の独特の文体が、10代前半の頃は難解に思え、途中で読むのをやめたくなったよう…

『バレンタインデー』

キャスト陣が、とにかく豪華。 名前が咄嗟に出てこなくても、「この人最近あの映画で観た!」というパターンが多い。それは私の記憶力の問題か(笑)。 バレンタインデーは、世界中の恋する人々にとって、特別な日。 とは言うけれど、日本と外国は大きく異な…

『ビームス戦略』

創業して30年超、今なお持続して「元気な企業・ブランド」であるビームス。 生まれては消えて行く…といった泡のような業界で、ずっと注目される存在であるためには、何をすればいいのか。 「ビームスの心がけてきたこと」が書かれている。 トレンドが生み出…

『人間失格』

↑写真集前売り券まで買って気合を入れていた『人間失格』を観てきた。 大庭葉蔵を演じる生田斗真の整然とした秀麗な顔立ちが、狂気を巧みに表現していた。 葉蔵は女に暴力を奮うわけではないのだけれど、「狂っている具合」がドラマ『ラストフレンド』で暴力…

『黒新堂冬樹のブラック営業術』

闇系作家かつ芸能プロ社長、そしてよくコメンテーターとしてもテレビに出ている有名人・新堂冬樹氏がビジネスに関する書を発売。 ということで、二足ならぬ三足も四足ものわらじを履くスーパーマンの本を手に取ってみた。 特に感銘を受けた事柄について記す…

『1Q84 Book 1(4月ー6月)』

青豆と天吾という2人の男女の過ごす世界が、1章ごとに交代で展開されていくストーリー。 始めのうちは、2人の関係がどのようにリンクしているのか見えてこないのだけれど、読み進めていくうちにぴったりとハマつものが見えてくる。 そして、言葉でも表現され…

『ゴールデンスランバー』

↑本予告を見て数ヶ月前から気になっていた『ゴールデンスランバー』を観てきた。 首相暗殺の犯人に仕立て上げられた男。 オズワルドにされるぞ。 ビートルズ。 惨めな姿晒してでも、逃げろ。 とにかく、生きろ。 主人公・青柳はワケのわからない事態に、いき…

『Twitter社会論』

twitterで展開すれば巧くいきそう―そういうノリで公式twitterを開始する企業(大中小限らず)が増えている気がする。 猫も杓子もtwitterに手を出している、そんなイメージ。 本書は言論や政治の世界でtwitterが多く使われるようになっていることを説きつつ、…

『リクルート事件・江副浩正の真実』

先輩が勧めてくれたのがきっかけで、読んでみた。 大学時代、法学部…しかも法律学科にいたというのに、ろくすっぽ勉強していなかった私は、理解力が遅く、読むのに時間がかかったのでした…かなりとほほ、な感じ。 特捜。 その響きには、カッコいい、エリート…