『クリスマス・キャロル』


↑本

ディズニーが、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を映画化したというので観に行った。
何より目を見張るのは、その映像。
12月公開映画『アバター』でも使われている「パフォーマンス・キャプチャー」という手法で、映像が作られている。


「パフォーマンス・キャプチャー」とは、テレビ番組などで、スポーツ選手の身体の動きなどを分析するために、身体の数ヶ所にセンサーを取り付け、その動きをコンピュータで再現・分析する手法を高度化したもの。
センサーの数が、映像の出来栄えを左右するといっても過言ではない。
本作ではジム・キャリーが主人公スクルージを始めとして7つの役を演じているそう。
躍動感溢れる動作が多い。


ディズニーランドを彷徨っている気分になる。
まさに夢の国を探索する90分。


人は人生をやり直すことができない。
人は人生を積み重ねていくができる。
自分という「層」を、悪ではなく善で構成していく方が、後々どれほど幸福でいられることだろう。