2009-01-01から1年間の記事一覧
1969年から2001年の間に作られたコピーの一部+2001年から今日までに書かれたコピーが収録されたもの。 心に響くコピーをいくつか抜粋。 ■PARCO あなたも、わたしも、ちょっとずつ狂ってます。 PARCO CULTURE PARK ■リクルート この本を教えてくれた、アナタ…
小説↑ 佐々木希ちゃんの『天使の恋フォトブック』↑ 理央は17歳には見えない、美し過ぎる女子高生。 14歳の頃受けたレイプのショックから、援交、恐喝などに手を染めながらの、荒んだ日々を過ごしていた。 “悪いこと”をするようになったのは、危害を加えられ…
表紙を見せられないのが残念。 330号は、3パターンの宮崎あおいちゃんでできている。 私は背景が緑の爽やかな表紙のものを購入。 ファッションについての号。 印象的だったのは「VOGUE」がウェブに参入したという記事に書かれている事柄もろもろ。 本書自体…
数年前に流行った、手帳の使い方についての本。 単なる手帳術ではなく、夢手帳の大事さが書かれている。 著者は、1年後、3年後という短いスパンではなくて、一生分の夢を計画してきたという。 とても細かい作業で、先を見据えることが要求される作業。 いか…
↑本 ↑漫画 灰二は走(カケル)を寛政大学陸上部へと入れる。 「これで揃った」。 この言葉の意味は、これで箱根駅伝は夢じゃなくなった、ということだった。 弱小過ぎる陸上部は、これまで形だけ存在していた。 走ることすらサボっている部員もいた。 そんな…
↑本 ↑漫画逞と繭は幼い頃に「大きくなったら、結婚しよう」と約束を交わしていた。 時が経ち、2人は高校生になった。 昔から、逞は20歳まで生きられないという病気を抱えていた。 果たせない約束をしてしまったことを申し訳ないと思い、大好きな繭と別れよう…
恋愛のショート・ショート。 「愛される女」に出てくる繭子は、女らしくすること―メークやお洒落、振舞い―が苦手で、30歳を越えるまで恋愛とも無縁だった。 周りからも、色気ゼロと思われていた。 それでも、恋は偶然やってきたのだった。 生まれて初めて会…
↑本全部欲しいな。1985年に起きた日航機墜落事故と、企業内部の不条理に翻弄される1人の男の人生を描いた作品。 この作品は、何度も映画化が見送られてきたという。 残酷な場面が出てくることから、映像化が困難と言われてきたからだった。 しかし、今回映画…
彼と過ごす時間は好き。 だけど、言葉を交えずに時と空間を共有している方がいい。 男との間に大きな亀裂ができたとき、彼女はそのことを発見したのだった。 同じようなことを感じたことがある。 彼と何を話してたんだろう。 私たち2人の話に中身などなくて…
グーグルという会社はどのようにして始まったか、内部はどうなっているのかが詳細に記述されている。 NHK取材班が何年にも渡り、取材した記録である。 社員に「最高の結果」を出してもらうため、福利厚生をかなり快適なものとしているようだ。 素晴らし過ぎ…
伊藤カイジはアラサーのフリーター。 だらだらとその日暮らしをしていたが、「自分はこんなんじゃないんだ」と思って自分を誤魔化すことで、結局は変わろうとしていなかった。 そんなある日、カイジが連帯保証人となっていた、友人の借金を肩代わりさせられ…
『暮しの手帖』編集長で、古書店を経営する松浦弥太郎氏の随筆集。 心地よさを感じさせる生活の様子が描かれている。 質のいいコットンが干され、風になびいているイメージ。 著者は、出会ってすぐの女の子と寝ることが多かったようだ。 そういうエピソード…
会社の先輩が貸してくれた。 楽天の野村監督が、いい話をしている。 人間は書かないと忘れる。 加えて、その日のうちに、というのが重要。 特に失敗したことを書いておく。 人間は失敗をしない限り、覚えない。 若いうちは大いに失敗しても許される。 失敗し…
「いづみ流官能的な女になる方法」がいくつか紹介されている。 肉体は整ってない方が、相手の想像力をかき立ててる。 欠落を個性だと思え。 これはパーツによっては、どうしても個性という言葉で片付けたくはないけれども、ちょっといい助言である。 次に、…
ペネロペ・クルス演じる美人ママ・ライムンダは、夫が突然失業したため、家計を支えるためにせっせと働く。 夫はとても駄目人間で、彼女の留守中に15歳になる娘・パウラを襲う。 前夜に応じてくれなかった妻の代わりに、実の娘で性欲を満たそうとしたのだっ…
まず、タイトルに「ん?!」と惹き付けられる。成長とは自分を捨てる勇気だ、と著者は言う。 今までの自分のやり方をスパッと止めるのは、難しいもの。 躊躇ってしまうものだ。 それが、長年の習慣としてあるならなおさらのこと。 しかし、新しい自分に変わ…
誰しもが、他人にとっては「変なの」を思われる性癖を持っているものだと思う。 性癖というか、癖全般といってもよいけれど。 女装癖のある男の話がある。 普段の男は、エリート編集者、父、夫としての顔を持つが、実はこっそり女装して街を歩き、知らない男…
長いことファンな齋藤孝先生の本。 自分の中に「キーワード」を持って暮らしていれば、情報の洪水から自分に必要な適切なものだけを、掬い取ることができるのだとか。 納得。 「自分の興味のあることは何か」、「今欲しい情報は何についてなのか」ということ…
唯川さんの小説は、情景がとても想像しやすい。 自分の身に起こることとして、容易に連想できるのだ。 そこが素晴らしい。 働く大人の女子であれば、誰もに身近なキーワード―お局、腰掛OL、不倫、浮気、結婚―が溢れている。 どこにでもありそうな話。 ちょっ…
流行のネットビジネスを始めれば、これまで巧くいかなかった商売が巧くいくようになる―それは幻想だ、と著者は言う。 あたりまえのことを、あたりまえにすることが前提。 それができていなければ、ネットで展開しても無駄だと。 確かに。 「商売」という土台…
「血止草式」は、隣の部屋の旦那―可哀そうなことに、見た目だって悪くないのに妻からひどく虐げられている―と不倫する女の話。 面白いことに、子どもは本当に鋭い。 純粋な目をして本気で、真実に迫る質問をしてくる。 女の部屋で物音や話し声がするので「マ…
「扱いが大変な上司」にどう対応していけばいいか、について書かれている本。 ある大人の男性に「上司はバカだと思った方がいいよ」と言われたのを思い出した。 上司に期待しちゃダメ。 ツールだと思え。 それと似たようなことが書かれている。 組織があると…
Twitterに関する新書が出ているのを初めて目にしたので、即買いした。 本書は、Twitterを使ったことのない人にも、ちょっと使い始めた人にも打ってつけの分かりやすいのでオススメ。 Twitterは140文字以内というかなり限定された中で“リアル”を世界に発信す…
思わずタイトル買いしてしまった。 私も、夜中ではないけれど明らかに夜の時間帯に、軽い(?)夜ごはんとして、お菓子を食べていた。 それは決して軽くない。 そんなものを食べるのであれば、おにぎりを食べた方がいい。 一体私は何を勘違いしていたのだろ…
風俗嬢かつ作家・漫画家という多彩な才能を持っていた菜摘ひかるさんのエッセイ。女という性を切り売りする仕事は、心身共に引き裂かれる。 そのレベルは違えど、水と風はそんな職業。 だけれども、水と風とでは女の子の纏う雰囲気やオーラが、大きく異なる…
生身の女性は「心」を持っていて面倒くさいから嫌だ。 そんな理由から空気人形を彼女にし、性欲を満たしていた男。 ある日突然、男の所有する空気人形が、人間のようになってしまった。 それは“心を持ってはいけないはずの彼女”が心を持ったということを意味…
タリーズコーヒーインターナショナルの社長が書いた、日本でのタリーズ立ち上げから現在に到るまでの話。 社長の松田氏は、父親の転勤を理由に、子ども時代から海外各地で暮らしてきた。 そのため、普通の日本人とは違った感性や考え方を持っているようだ。 …
DVDももうじき発売↑↑ 花屋勤務の七緒と人気カメラマンの聡。 2人は風情あるアパートのお隣同士。 しかし、顔を合わせたことはなかった。 ただ、いつもお互いの“音”を聞いて、ほっこりとした気持ちになっていた。 七緒の口ずさむ「風をあつめて」という歌、フ…
DVDももうじき発売↑↑ 大学生の兄・泉水と高校生の弟・春。 彼らは辛い過去を抱えていた。 17年前に起きた連続レイプ事件―その被害者のうちの1人が2人の母親だった。 春はレイプ魔の子どもだと、幼い頃から周囲の意地悪な人々に言われ、傷付いてきた。 あると…
9つの短編が入っている。 「待ち伏せ」は、水商売でしか生活の糧を得る世界がない、と思って生きている女の子の話。 水商売の雰囲気のないその女の子が、客からこう言われた。 「(中略)きみみたいな娘って、昔から、それができなくて悔しい思いをしてきた…