『くちぶえサンドイッチ 松浦弥太郎随筆集』

暮しの手帖』編集長で、古書店を経営する松浦弥太郎氏の随筆集。
心地よさを感じさせる生活の様子が描かれている。
質のいいコットンが干され、風になびいているイメージ。


著者は、出会ってすぐの女の子と寝ることが多かったようだ。
そういうエピソードがたくさん書かれている。
それが不思議なことに「えっ」と思えない。
文章がさらさらしているからなのか、嫌な感じがないのだ。
それがすごい。
男の人が書いているとは思えないほど。
江國香織氏の雰囲気を漂わせてもいる。


気になる本がたくさん紹介されているので、メモ。
『みやげの小石』
『中国の屏風』
『女人日日』
Loveless 22』
『毎日が冒険』