『アバター』


↑CD

告知を見てからずっと気になっていた作品。
タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督最新作。


ネットの世界でよく耳にする「アバター」。
その意味は、ブログやチャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面上に登場するキャラクター。
本作の「アバター」もそれと同じ。
魂や意志は自分で、身体が別の生き物となっている。
本作は、構想14年だという。
そんなに昔から、監督は「アバター」という概念を考え付き、今やそれが普通に存在しているのだから、すごいと唸るしかない。


さて、映画の中身であるが「パンドラ」という惑星の映像が映し出されてからは、目を離す隙を与えないくらいに、美し過ぎる世界が眼前に広がる。
パンドラには、ナヴィという先住民が住んでいて、独自の生活を営んでいる。
既に人間界のように進化しているようでもあり、古代的な部分もある、という本当に神秘的な世界。


そこへ自らのアバターを送られ、パンドラの調査をすることになった主人公ジェイクは、首長の娘に恋をしてしまう。
最初は、そんなはずではなかった。
いつの間にか、人間サイドにいるはずのジェイクは、破壊をしようとする人間たちと戦い始める。


滅ぼす側がいれば、滅ぼされる側がいる。
共存することはできない―いや、どうしてもできないことだろうか。
答えは見つからなかった。


観た後に、放心してしまった。
それに関して書きたい事柄があったのだけど、メモすることすらできていなくて、思い出せない。
すぐにメモしないと本当にダメだ。