『Be Bunny with LiLy』

ガールズトークに出てくるセックストークについてまとめた、小説・エッセイ混じりの本。
男と別れ立てだと「…(中略)また知らない男と出会って、恋をして、初めてのセックスをして、とか、考えるだけで気が遠くなる…」と、やさぐれる女子は多いようだ。
分かる分かる、と頷いてしまった。
1から新たな関係を構築するエネルギーときたら…。
こういうのが干物発言なのだろうけれども、別れの悲しみや切なさが絶頂のときは、こういうふうに感じちゃう。


納得できる言葉が並ぶ。
「孤独を埋めるためだけのセックスは、すでに弱っている心に、余計な穴をあけてしまう。その小さな穴から、こぼれ落ちてしまう大切な感情、というものがある…」
寂しいとき、半ば「こいつならいいや」と適当な感情で、手近な男と関係を持つ―それは自分をスレた女にする以外の何ものでもないのだ。


自分を大事に。
でも、時には直感に素直に従って。
「FUCK」なんてとんでもない!
心と身体が幸せになる「Make Love」をしたいと思った。