映画

『アリス・イン・ワンダーランド』

↑CD3D初体験だった。 本作では、絵よりも字幕の方がやたら浮き出ているように感じた。 物を投げるシーンなどでは特に、立体的でびっくりしたのだけれど、それ以外はそうでもなかった。 映像が夢の世界過ぎていい。 ストーリーは穴に落ちたアリスが、ワンダー…

『NINE』

↑サウンドトラック昔はヒット作を飛ばしていたけれど、近年はコケる作品ばかり発表している映画監督が主人公。 そんな監督が新たな映画を作ろうとし、いざ制作時期へ突入するのだが、ちっとも話を書けないし、何も思い付かない苦悩の時間+美しい複数の女性…

『噂のモーガン夫妻』

↑特別映像 ↑ポスター以前、「浮気したけれど、妻が好き。そんなのアリですか?」というキャッチで予告編を見た。 そのときの、私の感想は「アリ」というものだった。 理由は「浮気は浮気。本命とは次元が違うから」ということ。 モーガン夫妻は、誰もが認め…

『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』

↑DVDドラマを観たことはないのだけれど、劇場予告&ポスターが気になって観に行った。 映画では、意図的に連れて来られた神崎直(戸田恵梨香)が秋山深一(松田翔太)始め、敵だけれどみんなで“協力”していく姿が描かれている。 皆が敵で、詐欺師。 そんな状…

『バレンタインデー』

キャスト陣が、とにかく豪華。 名前が咄嗟に出てこなくても、「この人最近あの映画で観た!」というパターンが多い。それは私の記憶力の問題か(笑)。 バレンタインデーは、世界中の恋する人々にとって、特別な日。 とは言うけれど、日本と外国は大きく異な…

『人間失格』

↑写真集前売り券まで買って気合を入れていた『人間失格』を観てきた。 大庭葉蔵を演じる生田斗真の整然とした秀麗な顔立ちが、狂気を巧みに表現していた。 葉蔵は女に暴力を奮うわけではないのだけれど、「狂っている具合」がドラマ『ラストフレンド』で暴力…

『ゴールデンスランバー』

↑本予告を見て数ヶ月前から気になっていた『ゴールデンスランバー』を観てきた。 首相暗殺の犯人に仕立て上げられた男。 オズワルドにされるぞ。 ビートルズ。 惨めな姿晒してでも、逃げろ。 とにかく、生きろ。 主人公・青柳はワケのわからない事態に、いき…

『サヨナライツカ』

小説を読んで、内容を理解した上で映画を観に行った。 ストーリーは本とほぼ同じ。 ↓小説『サヨナライツカ』の書評(2010/01/05) http://d.hatena.ne.jp/ilangilang/20100105/1262703384 西島秀俊が、かなり好き。 顔はほっそりしていてすらりとして見える…

『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』

↑本世界で2100万部以上を売り上げた、スペイン発のミステリー小説が映画化された。 「無残過ぎる…」と世間の評判を集めていて、すこし気になっていたので観に行った。 著名ジャーナリストのミカエルは、大物実業家の違法行為を暴露し、名誉棄損で有罪になっ…

『BANDAGE』

↑CD+DVD ↑オフィシャル本今日は公開初日だった。 劇場予告で観て勝手に解釈していたのと、話はすこしばかり違っていた。 LANDSというバンドでボーカルをしているナツ(赤西仁)は、あるときアサコ(北乃きい)と出会う。 ナツはアサコのことを気に入って、あ…

『アバター』

↑CD告知を見てからずっと気になっていた作品。 『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督最新作。 ネットの世界でよく耳にする「アバター」。 その意味は、ブログやチャットなどのコミュニケーションツールで、自分の分身として画面上に登場するキャラ…

『THIS IS IT』

↑DVD近くの映画館で再上映されることになり、早速観に行ってきた。 マイケルは美しき完璧主義者。 納得のいくエンターテイメントを観客に提供するため、どんなに細かく見えるような事柄であっても、把握し、調整しようと努める姿が印象的だった。 環境保護を…

『インスタント沼』

↑DVD ↑本主人公ハナメは女性雑誌の編集長を務めていたが、雑誌が休刊となったのをきっかけに、会社を辞める。 そんな中、ハナメの母親が河童を取ろうとして池に落ち、意識不明の昏睡状態となってしまう。 実家へ帰り、警察から事情聴取を受けるついでに、昔…

『2012』

↑本 ↑CD話題になっていたので、気になって観に行った。 劇場予告でも、迫力のあるシーンが満載。 ストーリーの構成は、非常にシンプル。 2012年になると、地球が滅びてしまう。 権力者や財力を持った人々は「舟」で地球を脱出しようとする。 巨大な舟は、秘…

『ニュームーン/トワイライト・サーガ』

↑本 ↑DVD吸血鬼と人間の禁断の恋を描いた、ステファニー・メイヤーのベストセラー小説 が映画化されたもの。 また『トワイライト/初恋』の続編。 「前作を観てない」私には「ん?」な部分があったので、本作を観に行く前に『 トワイライト/初恋』を観るのが…

『クリスマス・キャロル』

↑本ディズニーが、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』を映画化したというので観に行った。 何より目を見張るのは、その映像。 12月公開映画『アバター』でも使われている「パフォーマンス・キャプチャー」という手法で、映像が作られている。…

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

↑本 ↑漫画高校中退後、ひきこもりを続けていた真男(マサオなのに「マ男」と間違えられてそう呼ばれるようになる)は、一念発起して、社会人としての道を歩み始める。 ニートという空白の期間を冷たく見られ、マ男を受け入れてくれた企業はたった1社だった。…

『ゼロの焦点』

↑本劇場予告で見て以来、ずっと気になっていた作品。 アカデミー賞を受賞した女優陣が、映画を盛り上げることにも注目していた。 結婚後、1週間で夫が消えた。 何も言わず、僅かな荷物だけを残して――。 妻は夫を探しに、金沢へと向かう。 そこで2人の女と出…

『わたし出すわ』

↑映画の主題歌主人公・摩耶は突然、東京から故郷へと戻ってくる。 そして、かつての同級生たちにお金を差し出す。 「そのお金、わたしが出してあげようか?」 どうして大金を出してあげるのか。 摩耶の真意は謎だ。 同級生たちの夢を叶えてあげたり、救って…

『MOVIE&DESIGN』

試写状、宣伝用フライヤー、パンフ、グッズ、広告などが大量に収録されている。 昔のものから最近のものまでと、幅広い。 デザインの勉強になりそう。 ボリュームがあり過ぎて、何度見ても飽きない。 「こんなの見たことがない」、「手がかかってるな。人を…

『天使の恋』

小説↑ 佐々木希ちゃんの『天使の恋フォトブック』↑ 理央は17歳には見えない、美し過ぎる女子高生。 14歳の頃受けたレイプのショックから、援交、恐喝などに手を染めながらの、荒んだ日々を過ごしていた。 “悪いこと”をするようになったのは、危害を加えられ…

『風が強く吹いている』

↑本 ↑漫画 灰二は走(カケル)を寛政大学陸上部へと入れる。 「これで揃った」。 この言葉の意味は、これで箱根駅伝は夢じゃなくなった、ということだった。 弱小過ぎる陸上部は、これまで形だけ存在していた。 走ることすらサボっている部員もいた。 そんな…

『僕の初恋を君に捧ぐ』

↑本 ↑漫画逞と繭は幼い頃に「大きくなったら、結婚しよう」と約束を交わしていた。 時が経ち、2人は高校生になった。 昔から、逞は20歳まで生きられないという病気を抱えていた。 果たせない約束をしてしまったことを申し訳ないと思い、大好きな繭と別れよう…

『沈まぬ太陽』

↑本全部欲しいな。1985年に起きた日航機墜落事故と、企業内部の不条理に翻弄される1人の男の人生を描いた作品。 この作品は、何度も映画化が見送られてきたという。 残酷な場面が出てくることから、映像化が困難と言われてきたからだった。 しかし、今回映画…

『カイジ 人生逆転ゲーム』

伊藤カイジはアラサーのフリーター。 だらだらとその日暮らしをしていたが、「自分はこんなんじゃないんだ」と思って自分を誤魔化すことで、結局は変わろうとしていなかった。 そんなある日、カイジが連帯保証人となっていた、友人の借金を肩代わりさせられ…

『空気人形』

生身の女性は「心」を持っていて面倒くさいから嫌だ。 そんな理由から空気人形を彼女にし、性欲を満たしていた男。 ある日突然、男の所有する空気人形が、人間のようになってしまった。 それは“心を持ってはいけないはずの彼女”が心を持ったということを意味…

『おとなり』

DVDももうじき発売↑↑ 花屋勤務の七緒と人気カメラマンの聡。 2人は風情あるアパートのお隣同士。 しかし、顔を合わせたことはなかった。 ただ、いつもお互いの“音”を聞いて、ほっこりとした気持ちになっていた。 七緒の口ずさむ「風をあつめて」という歌、フ…

『重力ピエロ』

DVDももうじき発売↑↑ 大学生の兄・泉水と高校生の弟・春。 彼らは辛い過去を抱えていた。 17年前に起きた連続レイプ事件―その被害者のうちの1人が2人の母親だった。 春はレイプ魔の子どもだと、幼い頃から周囲の意地悪な人々に言われ、傷付いてきた。 あると…