『ビジネスパーソンの街歩き学入門』

「カリスマお洒落バイヤーといったらこの人!」と挙げたくなるのが藤巻幸夫氏。
伊勢丹バーニーズジャパン→アパレル会社→福助…と、プロデュースや立ち上げに関わってきたブランドの数はハンパない。
藤巻氏がどのようにして、その眼力や審美眼を持つようになったか、その方法が余すことなく書かれている。


ピンと来た項目をまとめてみる。
・街歩き中に目にするものはすべてが「材料」
・そそられない展示をあえて観に行ってみる
・スーパーの商品や陳列からデザインを勉強
・流行しているもの、流行していないものの「何故」を考えてみる
・自分のお金で食べ歩く
・「常連」となるお店を作る
・撮った写真を見せて「仮説」を人に共有する
・ひなびた店に入ってみる
・電車内マーケティングをする


常に開いておくこと。
目も耳も心もすべて。
五感をオープン化しておくことで、入って来るものの量は格段に増える。
質と量共に優れたものとなる。


普通の街歩きはすこしの心掛け次第で、大きく実りのあるものに変わることが分かる。