『ネットがあれば履歴書はいらない』

エゴサーチ」という言葉を、知っていますか。
私はよく興味のある人を「エゴサーチ」したり、人と会う前にはそれをして予習してから会うことが、いつしか習慣となっていた。
昔は書籍に掲載されていない、一般人に近い形の著名人みたいな人の情報など、本人と会う前に得られることなどなかった。
それが今や、氏名や使い回された信用度の高いペンネームでググると、個人発のサイト(ブログやtwitter、HPなど)や、大学の論文が、驚くほどヒットする。


私の名前ですら、ヤフーとグーグルで検索結果はまったく異なるが、グーグルに限り、同姓同名の著名人よりも上位にヒットする。
特に、本書に書かれている通り、twitterは本当に強い。
1位表示はあたりまえ、である。


さて、本書で「おお!」と感銘を受けたのは、以下の発言である。
<いしたにさんは「何でもいいから発言をする。それは必ず誰かが見ていたりするもの」と語っている。その誰かをいまいる人だけに想定するのはもったいない。それへは未来の誰かでもあり、その人を連れてくるのが検索エンジンだったりするのだ。その「誰か」を想定して記事を理解してくれる人の範囲を狭めることは自分にとっていいことではない。>


「継続すること」が、信頼を作り上げていく。
世界とつながる。
世界へ公開。
世界へ発信。
これらを、プラスに活かさなくては、現代に生きていることがまさに「もったいない」だ。


この本、まさに、旬過ぎる。
このおかげで、「tumblr」「friendfeed」「tombloo」「delicious」を使いこなしたくなった。
超ありがとうございます。