『アイデアは考えるな。』

「面白法人カヤック」代表の著書なので、買ってみた。
社会人になってから興味を持つようになった会社の1つ。
「面白い」とか「楽しい」というワードは、人を惹き付ける。

イデアは既存の要素の新しい組み合わせ、だと言われる。
以前読んだ本でも、そのことを知った。
さて、それではアイデア出しが巧い人は、どんな人なのか?
それは「物事の関連性を見つけ出す能力」がある人。
さらに言うならば、物事をたとえるのが巧い人。
つまり比喩力が高い人!
なるほどぉ、と頷いてしまう。
「これは、たとえばこういうこと…」と難しい話を、身近なたとえで簡単に説明してくれる先輩がいる。
その人はアイデアを大量に出せる人だ、確かに。
2010年に身に付けたい力の1つ。


「すべての道はつながっている」のだとか。
有名な漫画の中でも、それは台詞として言われていた。
「今の仕事はつまらない」「本当はもっと自分に合う仕事があるはず」「こんなことをしていて何になるんだ」「別の仕事をしたい」など、マイナスなことを考えたことがある人はいませんか。
私も感じたことはある。
ただ、尊敬している大人に言われたのと同じ言葉がここにもあった。
「今の環境で、まずできることをしよう」
それはきっと正しい。
現在の場所で何かをやり抜いてから、他の何かを始めるべきなのだ。
何も達成してないまま、他の場所へ移り変わったって、同じことを繰り返すのみに終わりそうだ。
「達成感」を得てから、次なるステップへ進もう。


著者の笑顔やパワーが伝わってくるようで、元気が出る本。
楽しい人になろう、と思える。
ありがとうございます!