『マザーウォーター』

↑CD

かもめ食堂』のキャスト・スタッフが再集結して作られた映画。


淡々として、静かに進んでいくストーリー。
無駄な音がすくなく、必要なものだけに落とし込まれているといった印象。
時間は平和に、そして緩やかに流れていく。


ある街―舞台は京都のようだ―に住む人たちの、心地良さを追求した生き方、その街でお互いに関わりあって生きていく様子をシンプルに描いているだけなのだけれど、観ていて幸せな気持ちになる。


何を優先して生きるか。
どうすれば愉しく生きられるか。
好きなことを生活の軸として生きるというのは、何よりもハッピーなことだと再発見した。