『これで、あなたの運命がキマル!史上最強の乙女のバイブル。』

つい手に取ってしまう“可憐過ぎるビジュアル”な本書。
ここには基本的なこと、あたりまえのことばかりが、繰り返し書かれている…
だけれど、それが非常に重要なことなのだ。


まず、運を信じること。
自分の身に起きたことにはすべて意味があり、それを否定することは、運自体を否定することへとつながる。
そうしていると、運がいい結果をもたらしてくれなくなってしまうのだとか。
運自体は生きているようなもの、だから。


私は最近「ツイてない」と思うことがあると「あぁ、何て運が悪いんだ」「何とかならないかな」などというふうに、現実を否定してきていた。
本当はこんなことになるはずがない、何かがおかしい、私は何も悪いことなんてしてない、だから彼の行動の意味が分からない…etc.
しかし、それはすべて「起こるべきこと」で、正しい道。


悪いように見えて、後々へつながっている。
そう信じたい。
だって、これまでの人生で経験してきたこと、すべて役に立たなかったことはないと思うから。
そして、ギリギリのところで救われたり、気付かされたりしたこともたくさんあった。


感謝の気持ちを忘れていたり、上から目線過ぎたり…と悪いクセを振り返ることができる本。
とにかくそっと本棚に置いておきたい、大事にしたい装丁の本。