『夜行列車の女』

夜行列車の女

夜行列車の女

価格:580円(税込、送料別)

西村京太郎氏の本は、ある人からもらって読んでみたら面白くて、結構好きになった。
読むのは2冊目。


本書では、寝台特急サンライズエクスプレス」が最初の殺人の舞台となっている。
とにかく、何人もの人が死んでいく。
「これは誰だったっけ?」と首を傾げるほど、ついていけないときがたまにある。
それほどまで多くの人が亡くなったり、思いがけない人物があっけなく消えてしまったりして驚く。


最初はシンプルな話かと思われた。
しかし、絡み合う部分が非常に複雑で、難しい。


最後に「おお」と驚くポイントは、恨みを持った相手への復讐方法の凄まじさ。
自らの命を犠牲にしても、その相手を殺そうとする。
自分が死んでから、どうやって殺人を犯す…?
普通に生まれてしまう疑問は、ネタバレになるので書けません。
あしからず。