『借りぐらしのアリエッティ』

借りぐらしのアリエッティ

借りぐらしのアリエッティ

価格:950円(税込、送料別)

↑本

崖の上のポニョ』以来およそ2年ぶりのジブリ作品。
当然の如く公開前から話題で、絵の美しさから必ず観に行くと決めていて、先日ようやく劇場へ足を運んだ。


ストーリーは、アリエッティという小人の女の子が主人公で、人間の家の床下へ家族で住んでいるというもの。
そこには、人に見られてはいけないという“ルール”が存在している。
生物が生きていくための掟のようなもの。


ある日、ショウという男の子がその家で暮らし始めた。
そのとき偶然、ショウはアリエッティの姿を目にしてしまう。
彼は「やさしさから生じる余計なこと」をしてしまい、アリエッティたち家族を「安住の地からの引っ越し」へと追いやってしまうのだったが…


ジブリ作品には必ずといっていいほど、意地悪なおばあさん又はおばさんが出てくる。
お決まりのようだけれど、毎回笑ってしまう。
嫌なキャラでも、憎めない程度の人物として描かれているのが特徴。
また、食べ物が美味しそうな点も見逃せない。
たとえ数時間でも夢の世界へ移動できるから、大人でも観に行きたくなるし、しばらく余韻に浸れるというのがあると思う。


「ここで終わるの…?」と私も一緒に観た人もすこし拍子抜けしたのだけれど、それでも絵や声が魅力的だからいいかというので一致した。